坂田佳子さんは、福井の名家に生まれながら、生活に困窮する日雇い労働者たちが集う大阪西成あいりん地区の三角公園に流れ着きました。
お酒におぼれながらも病と闘う坂田佳子さんが歌うJAZZは、聴く人の魂を揺さぶる命の叫びのように響きます。
坂田佳子さんが、8/13(日)前編・8/20(日)後編として、フジテレビ「ザ・ノンフィクション」『生きる歌 ~三角公園の歌姫とわたし~』に登場し話題となっています。
坂田佳子さんの波瀾万丈な壮絶人生をまとめましたので、一緒に見て行きましょう。
坂田佳子さんの生い立ちについて
坂田佳子さんは、1962年12月26日、福井県小浜市で生まれました。
父親は大企業の幹部、母親は習字とお琴の師範という厳格な家庭に育ちました。
幼少期から感受性が強く、夜が怖くて朝まで眠れないような子どもだったそうです。
両親から常に否定されて育った坂田佳子さんは反発心が強く、小学校高学年頃から非行に走って家庭内で暴れるようになります。
中学生時代は、毎晩深夜に家の窓から裸足で抜け出して、彼の家で夜通し過ごすような少女だったそうです。
スレンダーで美脚をもつ容姿端麗な坂田佳子さんは、福井県立若狭東高等学校を卒業した後は、大阪でモデルとして活動していた時期もありました。
大阪北新地のJAZZバーでJAZZの生演奏に魅了されたことがきっかけで、JAZZのレッスンに通って歌を学ぶようになりました。
関西を中心にJAZZハウスやクラブ、ホテルのラウンジで歌い、音楽とは全くの無縁だった坂田佳子さんですが、ロックやシャンソン、ポップスも歌えるようになりました。
JAZZとの出会いは私に歌うという素晴らしい人生を与えてもらえただけでなく、私のそれまでの真っ黒な人生を輝く人生へと変えるダイヤモンドのような宝石まで頂いたと今、感謝でいっぱいなのです。
真っ暗闇からの怒涛の脱却。宿業に泣いてきた自分の魂との戦い。まさに闇から暁へ・・・この出会いがなければもう私はすでに生きてはいないだろうと思います。
出典:坂田佳子公式HP< https://authentic-r.wixsite.com/sakata/about>
坂田佳子さんは西成あいりん地区の歌姫なの?
大阪市西成区の北部エリアにあいりん地区はあります。
安い簡易宿所が集中するドヤ街には、日雇い労働者が多く住んでいます。
住所不定の路上生活者や生活困窮者を支えるボランティア活動を行う人々が多く集まる地区です。
元々、坂田佳子さんは、大阪難波の5つ星ホテルである「スイスホテル」のスカイラウンジ「Tavola39」の専属歌手として約2年間歌っていました。
しかし、男性顧客の膝上に乗ったり、バーカウンターの上に寝そべったりしながら歌う破天荒ぶりが続き、ホテルラウンジのお客様からも「もう飽きた」と言われてしまいます。
また、あまりにも自由奔放な言動や、アルコール依存症による問題行動が度重なり、多くの飲食店から出入り禁止を言い渡される事態となるのです。
遂に、22年間連れ添ったご主人からも「もう解放してください」と言われたため、別居することを決めたそうです。
ご主人とはまだ離婚はしておらず、親交もあるそうですが、坂田佳子さんにはお子さんもいません。
家庭も仕事も全て失い、「自分には歌しかない」と思った坂田佳子さんが、知人を頼って流れ着いたのが西成区あいりん地区の三角公園でした。
2020年コロナ禍のことでした。
坂田佳子さんは三角公園で歌う自称JAZZの女王!
坂田佳子さんは、JAZZのファーストアルバム「ひざまくら」とセカンドアルバム「祈り~prayer」を売り出し、SNSで注文を受け付けています。坂田佳子さんご自身が一人一人に手書きのメッセージを同封して、全国に発送しています。
戦って、戦って、戦い抜いた魂よ
私はいつでもここにいる。
歌うジャンヌ・ダルク坂田佳子
全ての人に愛と祈りを込め演じきった最高傑作【全国発売CD】
●1rdアルバム『ひざまくら』2,500円(Amazon完売)
●2rdアルバム『祈り~prayer』2,500円
ご購入は坂田佳子までメッセージ下さいませ(^o^) pic.twitter.com/iNrmCuFUQl
— 【公式】🌈坂田佳子 Keiko Sakata (別名:満州けい子)🌈ありがとうは魔法の言葉🌈 (@wzdJKoyfOMsCqAC) May 16, 2020
坂田佳子さんの生き様や熱い想いが命の叫びとなって歌で表現され、激情的なまでの響きが聴く人の心を魅了し、三角公園のライブに向かわせます。
そして、歌を聴きに来てくれた全ての人に「愛しかない!」と、坂田佳子さん自身が愛と感謝の気持ちを伝えるのです。
釜ヶ崎三角公園ライブ
今日もいっぱい全国から
ファンの皆様ありがとう御座いました。ジョーのYouTube動画のお陰か二年間で初めて酒の差し入れが0でした。奇跡です。ありがと。
でいっぱい手紙やら髪飾りやらもプレゼントありがとう。
すいません。明日オフなんで全て1日CD購入者対応します。 pic.twitter.com/GhozxBul7c— 【公式】🌈坂田佳子 Keiko Sakata (別名:満州けい子)🌈ありがとうは魔法の言葉🌈 (@wzdJKoyfOMsCqAC) October 1, 2022
和歌山毒物カレー事件の林眞須美死刑囚の長男も、坂田佳子さんの歌声を聴くために三角公園を訪れたことがあるのだそうです。
さまざまな理由で心にわだかまりや傷をもった人々が、安らぎと生きる希望を求めて坂田佳子さんの命の叫びを聴きに来るのでしょう。
それが「西成の歌姫」「JAZZの女王」、そして自称「歌うジャンヌダルク」の所以なのです。
坂田佳子さんのお酒と病気の壮絶人生とは?
坂田佳子さんがお酒におぼれるようになったきっかけは、JAZZシンガーとして有名になるにつれて、自由な言動を禁止されたり、他人から監視されたりするようになったことで、「籠の中の鳥」になったような気がしてきたのだそうです。
元々、自由奔放に生きてきた坂田佳子さんは、束縛のストレスに耐えきれず、現実から逃避するためにお酒にのめりこんで行きました。
アルコール依存症を克服するために、仲間の協力もあり、禁酒と闘っているようですが、坂田佳子さん自身が自分を労わることをせず、治療に向かおうとする意識が低いため、症状は悪化の一途をたどっている状態だと言われています。
2022年11月には吐血する状態にまでなり、現在も生命が危ぶまれる深刻な状態なのだそうです。
西成に流れ着いて三角公園のライブで自由に歌声を披露するようになった坂田佳子さんですが、最近では、ライブを聴きに来てくれた人たちが、単に歌に浸るのではなく、皆が坂田佳子さんにスマホを向け、動画を撮ることに「見世物」になった苛立ちとジレンマを感じ始めているようです。
坂田佳子さんについてのまとめ
坂田佳子さんが背負っている壮絶な人生は、独特のハスキーボイスをより深みのあるものにし、多くのファンを魅了し続けています。
坂田佳子さんのアルコール依存症の症状は心配ですが、どうか克服して、これからも命の叫びをファンに届けてほしいと願っています。
みんなで一緒に応援していきましょう!
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